布団の打ち直しは昔からの知恵

布団の素材は、昔からの綿(わた)、羊毛、羽毛などいくつかありますが、何れの素材であっても長い間使用していると買った当時のふっくら感は次第に損なわれていきます。

心地よい睡眠のためには布団は重要な役割を果たします。体重をしっかり支え正しい姿勢を保つ、保湿力・保温力に優れ、体に馴染むことが求められます。押入れに入れっぱなしになっていたり長年使ってへたってしまうと日光に干してもふんわり感が戻らないことが多くなります。そんなとき、昔から布団の打ち直しが行われてきました。

現在のように物がたくさんある時代ではなかったので、今あるものを大事につかうことが当たり前だったのです。最近では、地球環境に配慮したエコな精神が広まってきて物を大事にする人が増えています。布団も買い換えるのではなく打ち直しをすることによって長く使うことができます。打ち直しは丸洗いとは異なります。一度解体して中身を出し、再び仕立て直します。中身をほぐしてゴミなどを取り除き、新しい側生地で包みなおすので新品のような仕上がりになります。昔は各家庭で行ってきたようですが、今は業者に依頼するのが一般的です。

中身をほぐして洗浄やプレス(綿の場合)する工程は機械で行うほうが効率的で確実です。案外知られていないのが、綿(わた)だけでなく羊毛や羽毛も打ち直しができるということです。羽毛布団は品質によりますがかなり高価なものがあります。買い換えるより打ち直しをしたほうがコストがかからない場合が多いです。

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